Trekking Course
池巡りコースは、志賀高原の自然の美しさを存分に味わえるトレッキングコースで、まさに志賀高原ゴールデンラインを代表するコース。
亜高山針葉樹の原生林の森や、美しい湖沼を巡りながら、四十八池やエメラルドグリーンの大沼池など、見どころ満載です。
健脚向けの分岐コースもあり、志賀山・裏志賀山を巡ることもできます。時間に余裕がある方は、清水新道を通り、信大自然教育園へ足を延ばすのもおすすめです。
志賀高原の美しい自然に触れる、心癒される旅を。
● 標高:1,810m
前山リフトの終点は前山の山頂に位置しています。そこからは熊の湯硯川地区のホテル群が一望できます。さらに、西南西には特徴的な形をした笠ヶ岳(標高2,075m/直線約2km)、東南には志賀高原で二番目に標高の高い横手山(標高2,305m/山頂直線距離約3km)が見え、目の前(東北東)には山頂に火口湖を抱く鉢山(標高2,041m/直線約1.5km)がそびえ立っています。
そして、前山山頂から続く歩道の両側には、前山湿原が広がっていて、湿原にはモウセンゴケやワタスゲをはじめ、数多くの高山植物が生息しています。息をのむような景色とともに、自然の美しさに触れることができます。前山サマーリフトの営業時間・料金はこちら
● 標高:1,800m
渋池には、浮島が浮かぶ美しい景色が広がっています。周辺にはモウセンゴケがたくさん生えており、その緑の絨毯がとても美しく、心を和ませてくれます。また、1800mの標高では珍しいハイマツも見られ氷河期の名残を感じることができます。
さらに、前山山頂からの展望や周辺の湿原、そして渋池までの散策コースは、サマーリフトを利用したミニ池めぐりコースとしても人気があります。前山サマーリフトの山頂を降りてから徒歩約5分の場所に浮かぶ浮島は、まるで別世界のような雰囲気で、心が洗われるような感覚に陥ります。リフト乗車は約5分という短い時間で、まるで異空間に迷い込んだかのような非日常体験ができます。
● 標高:2,035m・2,040m
四十八池へ直接向かうコースと、志賀山・裏志賀山を経由するコースの分岐がある場所には、魅力的な景色が広がっています。もし可能であれば、両志賀山を経由するコースもお勧めです。
このルートには、お釜池・鬼の相撲場の池・志賀の小池・黒姫池・元池など、数多くの美しい池が見られます。
また、四十八池を箱庭のように望むことができる場所や、大沼池を眼下に見下ろせるビューポイントもあります。これらの素晴らしい景色を堪能しながら、自然と一体となったハイキングを楽しむことができます。
● 標高:1,890m
森の中での散策中、突然目の前に現れる開けた高層湿原。
池塘が畑のように広がり木道が敷かれ、たくさんの湿原植物が見られる場所です。
四十八池の南側の分岐点周辺には、ベンチ付きの東屋があり、そこから湿地帯の中の木道を通って湿地北側の端まで行くと志賀山登山ルートを越えてくるルートと合流し、大沼池方面へと向かうルートに入ることができます。この美しい景色を見るために足を運んでみる価値はあります。
● 標高:1,730m
志賀高原で最も大きい周囲5.5kmの火山のせき止め湖。強酸性のため魚は生息しませんが、『大沼池の大蛇と黒姫の物語』を持つ神秘的な美しさがあります。
湖畔に立つと、心地よい風と光に包まれ、大自然の中でくつろぎのひと時を過ごせます。また、さまざまな位置や角度から見ると湖は多彩な表情を見せてくれます。透き通る無彩色から完璧なエメラルドグリーン、そして空よりも深い紺碧へと変化していきます。そこには朱塗りの鳥居が調和し、色彩を更に引き立たせます。伝説の残り香が漂い神秘的な美しさを感じることができます。大沼池の大蛇と黒姫の物語:志賀高原観光協会
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